PLUSQO仮想通貨取引所開設に関しまして

正しく、そして、楽しく。
人が集まれる場を
育てていく。

PLUSQO OÜ CEO Takaya Fujikawa
仮想通貨は、最もクリエイティビティを感じた出会い。
私は証券会社からキャリアをスタートしました。当時、日本の四大証券のひとつに数えられ、そのなかでも法人営業で群を抜く存在だった山一證券で、企業の上場や株式公開などを支えてきました。

日本がインターネットの黎明期にあった1995年に独立して会社をつくり、クレジットカードのオンライン決済やアドテクノロジー、マイニングなどのビジネスをいち早く立ち上げてきました。その一方で、チャートの動向にもずっと情熱をもって向き合い続け、私の相場予測レポートに情報価値を見出してくれる証券会社も、数多く現れました。

ファイナンスやITの世界に長く身を置き、さまざまなビジネスをつくり上げてきたなかで、私が最もクリエイティビティを感じた出会いが「仮想通貨」でした。

たとえばFXが、ポンドやユーロ、ドル、円など、ある程度主要通貨の組み合わせの範囲内で動くことと比べても、仮想通貨は圧倒的に自由度が高く、イマジネーションの広がりが違います。

なかでも、私のイマジネーションを刺激してくれたのは、エストニアという国でした。エストニアでは、会計士や税理士といった職業が必要ないほど、電子申告や税務関連の手続きがオンライン上で整備され、選挙でもインターネット投票が行われていることは有名です。ブロックチェーン技術がすでに社会生活にとけ込み、小学校から高度なIT教育が施されています。このような背景をもつ国ですから、法令において仮想通貨への規制がきちんと敷かれながらも、仮想通貨の最大の魅力であるクリエイティビティはしっかりと生かされ、良質なコミュニティを育んでいくことのできる土壌が整っている。

こうした環境に惹かれて、PLUSQOはエストニアで仮想通貨取引所のライセンスを取得しました。日本に拠点を置く私たちがエストニアで認可を得るためには、いくつもの高いハードルがありました。しかしそれを乗り越えてでも、やり遂げる価値のある事業だと考えたのです。

新しい資本の流れをつくり、新しい産業を育てる。
「PLUSQO仮想通貨取引所」というプラットフォームは、仮想通貨のもつ創造性に魅せられた私たちにとって“最高の遊び場”であると同時に、2つの願いを実現させるための場所だと考えています。

ひとつは、日本のスタートアップを支援し、新しい産業を育てること。この国には、いくつもの魅力的なアイデアや事業の種が眠っています。高い志を持った優秀な人材も数多くいます。しかし、日本の起業家に向けられるリスクマネーは、アメリカのシリコンヴァレーや中国の深センに比べて、数十分の一から数百分の一。起業家へのサポートが圧倒的に不足しているという現実があります。

私たちは、「仮想通貨」という新たな資金流入の蛇口をひらき、海外からの資本を日本へ注ぎこみたいと考えています。すでに伝統工芸や医療、機能性食品など、複数の分野でトークンエコノミーの整備を進めており、それらのエコノミーが長期にわたって発展できるかたちをつくり上げようとしています。

ただ起業家たちにリスクマネーを供給するというだけでなく、私たちがこれまで培ってきたつながりを生かし、経済界・金融界の第一人者たちの知恵と力を借りながら、良いアイデアの種をビジネスとして育てあげ、世界の人々に知ってもらう。たとえばシリコンヴァレーのYコンビネーターのように、起業家たちと世界をつなぐハブとなれるようなプラットフォームを、日本に築きたいと考えています。

私たちが新しい産業を育てなければ、子どもの代、孫の世代の日本はどうなるでしょうか。「仮想通貨」の流通によって新しい資金循環の仕組みをつくることは、起業家だけでなく、地方がかかえる問題を解決するためにも意義のあることだと考えます。

真っ当なこと、意味のあることを貫きたい。
もうひとつは、とにかく真っ当なことをしたい、健全なコミュニティを育てたいという願いです。残念ながら、日本国内でこれまで行われてきたICO(Initial Coin Offering/新規仮想通貨公開)によって、さまざまな問題が起こってきました。自国通貨への信頼が厚い日本では、仮想通貨は「投資」ではなく「投機」。つまりギャンブルに似た感覚で捉えられる傾向が強く、ICOを行う事業者も、その多くが目先の利益だけを見込んで、内実の伴っていないプロジェクトや、一見華々しいプロモーションを乱立させています。

公開されたトークンが、初日に目一杯の高値を付け、その後急速に下落していく。そのような残念なチャートをこれまでいくつも見てきました。こうしたICOが横行することで、日本は規制を強めざるを得なくなり、仮想通貨のもつクリエイティビティまで大きく損なわれてしまう。仮想通貨への興味や信頼が失われ、人が離れていく。日本は今、そんな悪循環のなかにいます。

こうした状況だからこそ、安心して人が集まれる場所をつくりたい。仮想通貨のほんとうの面白さを知る人が思う存分創造性を発揮できる場所、ほんものの志をもった起業家たちに光が当たる場所をつくりたい。目先のチャートの値動きではなく、意義のあるプラットフォームをつくることの方が大切だと考えるようになりました。

PLUSQOは、まだ生まれたばかりの小さなプラットフォームです。しかし、真っ当なこと、意義のあることを貫くことで、やがてたくさんの人が集まり、大きなコミュニティへと発展していくと信じています。

関わるすべての人にとって魅力を感じてもらえるような、新しい場を育むことをめざして、私たちはこれからも歩んでいきます。


PLUSQO OÜ CEO Takaya Fujikawa

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